2015/06/29
よく、〇〇のスピーカーは音がいいとか、〇〇イヤホンはすごい迫力とか、まあ、そういう話は多いんですが、他方、オーディオマニアのやっている事はオカルトっていうご意見もある訳ですね。少し前に発売されたSDカードが、「これにデータを記録すると音が良くなる!」っていうので、Amazonとかのレビューが大分荒れたみたいですが、実際どうなんでしょうね。
「デジタルなんだから、記録媒体がなんであろうと出てくるデータは同じ」っていうのはちょっと違っていて、書き込みや読み出しする時の精度が変わってくるので、厳密には変化はあると思っています。問題はその変化が分かるかって事だと思います。電源ケーブルや、オーディオケーブルなども0.5mで何十万するものもいっぱいあるし、きちんと部屋がニューニングされたレコーディングスタジオで聞くと、はっきりと変化が分かります。(SDカード比べはやった事ないですが)
僕の耳がいいから、変化が分かる訳ではなく、部屋の反響や聞く位置で音の違いがよくわかるような作りになっているから。ある程度音に触れた事がある人なら誰でも分かると思います。
僕は変化が分かる環境(つまりリスニングする部屋)っていうのが一番大事だし、個人だと手に入れにくいものだと思ってます。お金かかるし、ずっと改善し続けなきゃいけないし。だから、スタジオで「おお!すげー!」と思って買ったケーブルを家で聴き比べしても結構わかんないです。
なので、オーディオマニアがオカルトっていうのは実際にはそんなことはなく、その人達がこだわってる変化が、結構限定的なシビアな空間にいないと違いが分かんないっていうことだとですよね。だいたいの場合は音に関わる部品はどれ替えても変化はあります。
ちなみに僕はオーディオに対するこだわりは全くないです。イヤホンはコンビニで買った1000円のを愛用してます。音量上げないと不安になるくらい、音像が遠いです笑
いい音話はまた書こう。